民主ショック 離党者続出→不信任可決という悪夢が現実味


民主ショック 離党者続出→不信任可決という悪夢が現実味

 東京都の石原慎太郎知事による新党結成表明で、大打撃を受けそうなのが民主党だ。党内には「石原シンパ」が少なからずおり、保守系議員が雪崩を打って「石原新党」に走る可能性があるからだ。泥船と化した民主党からの脱出劇が加速すれば、29日召集の臨時国会で「内閣不信任案可決」という悪夢に見舞われるかもしれない。

 民主党がまず直面する課題は都知事選への対応だ。石原氏の後継候補を支援するのか、対立候補を擁立するのか。「右から左までの寄せ集め集団」と揶(や)揄(ゆ)される民主党が後継候補の支援に回れば、党内のリベラル勢力が離反しかねない。

 対立候補を擁立できたとしても、完敗の可能性がある。根強い石原人気に対抗する力は今の民主党にはない。首都決選での敗北は、ただでさえ苦戦が予想されていた次期衆院選に向けて、民主党に決定的なダメージを与えるだろう。

 このため、「自主投票」という敵前逃亡を決め込む手も考えられるが、「不戦敗」には変わらない。いずれにしても、想定外だった都知事選は民主党にとってデメリットしか残らない。
党執行部は焦りを強めている。輿石東幹事長は記者団のぶら下がり取材をかたくなに拒否。執行部が恐れているのは、石原新党への参加希望者が党内から続出し、その結果、与党が衆院過半数(239議席)割れする事態だ。民主、国民新両党の統一会派は現在、248議席。民主党に離党届を提出済みの杉本和巳氏のほかに9人が離脱すれば、野党提出の内閣不信任決議案が可決されかねない。

 崩壊へのシナリオをたどる民主党にあって、議員たちは生き残りに必死だ。ある保守系議員は「石原氏とは理念が共通している。100%期待します!」と言い切った。(坂井広志)

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