減税世田谷のあべ力也です。
議員提出議案第9号に賛成の立場から意見を申し述べます。
私は議員定数削減には賛成をした立場から公聴会の開催を求めてきました。
その理由は今般提出された議員定数の削減数である2減が、世田谷区民が求めている議員定数の改定数なのかはなはだ疑問に感じたからであります。
私が実施した区民に向けたアンケート調査の結果では、更なる削減を求める意見が多数であり、結果現在の2分の1である26人にすべきとの主張を議会内でするに至っている訳です。このように区民の議会に対する意見は、私たち議員が考えるよりはるかに厳しい評価をうけているのが現実です。さて、先般の議員定数削減の議案にあたっては公聴会を開催し広く区民の意見を聴取すべきでありましたが、実現することができず残念です。
こうしたことを捉えて公聴会の開催を求めた議員の方々が、議会の根幹である議員定数の改定にあたっては、広く区民意見の聴取をする公聴会の開催を求めることはけだし自然なことであります。そもそも区民の代表機関である議会の定数の改定にあたっては、最大の利害関係人である区民の意見を聴取すべきであります。しかしながら残念なことに、こうした区民の期待や望みを実現する議会を、さらに開かれたものにするはずの公聴会の開催を否決したのは、他ならぬ民主党をはじめとした大会派の議員であるのは明白な事実であります。
にも関わらず先程の議会運営委員会の中で、議会制度研究会において共産党・生活者ネットワーク・社民党が公聴会の開催を否定したかのごとき歪曲された発言には呆れて開いた口がふさがりません。まさに自らの非を転嫁するがごとき発言、またアリバイづくりとしか第三者の私には考えられません。猛省をうながすものであります。
また区民の意見は聞く必要がないがごとき発言を繰り返した議員さえもいます。
常に主権者の声に真摯に耳を傾け日常の政治活動を行うべき議員として、その資質さえ疑わざるをえません。
このようなことを繰り返すことは議会にとっての自殺行為との意見がありましたが、まさに同感であります。
このような世田谷区議会だからこそ、区民の信頼にこたえる活動をすすめるために、重要案件の審議にあたっての公聴会の義務付けは、絶対に必要であると考えます。
以上賛成意見と致します。