令和3年9月1日 企画総務常任委員会

令和3年9月1日(水)午前8時30分
1. 報告事項
(1)第3回定例会提出予定案件について
【議案】
① 令和3年度世田谷区一般会計補正予算(第3次)
② 令和3年度世田谷区国民健康保険事業会計補正予算(第1次)
③ 令和3年度世田谷区後期高齢者医療会計補正予算(第1次)
④ 令和3年度世田谷区介護保険事業会計補正予算(第1次)
⑤ 令和3年度世田谷区学校給食費会計補正予算(第1次)
⑥ 世田谷区個人情報保護条例の一部を改正する条例
⑦ 会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
【認定】
① 令和2年度世田谷区一般会計歳入歳出決算認定
② 令和2年度世田谷区国民健康保険事業会計歳入歳出決算認定
③ 令和2年度世田谷区後期高齢者医療会計歳入歳出決算認定
④ 令和2年度世田谷区介護保険事業会計歳入歳出決算認定
⑤ 令和2年度世田谷区学校給食費会計歳入歳出決算認定
【報告】
① 令和2年度世田谷区財政健全化判断比率の報告
② 令和2年度世田谷区土地開発公社の経営状況に関する書類の提出
③ 令和3年度世田谷区土地開発公社の経営状況に関する書類の提出
④ 議会の委任による専決処分の報告(世田谷区立教育総合センター新築工事)
⑤ 議会の委任による専決処分の報告(世田谷区立多摩川二子橋公園等災害復旧工事(第2期))
⑥ 議会の委任による専決処分の報告(フェンス損傷事故に係る損害賠償額の決定)
⑦ 令和3年4月分例月出納検査の結果について
⑧ 令和3年5月分例月出納検査の結果について
⑨ 令和3年6月分例月出納検査の結果について
(2)(仮称)世田谷区未来つながるプラン(素案)について
(3)生活保護基準の見直しに伴い影響の生じる事業への区における経過措置の取り 扱いについて
(4)外郭団体改革の取組み状況について
(5)令和4年度予算編成及び組織・職員定数の基本方針について
(6)世田谷区中期財政見通しの時点修正について
(7)令和3年度都区財政調整区別算定の結果について
(8)令和3年度世田谷区民意識調査の結果について
(9)個人情報保護法改正に伴う区の個人情報保護制度等の見直しに向けた取組みについて
(10)入札制度改革について(素案)
(11)令和3年度工事請負契約締結状況(6月分・7月分)
(12)世田谷区債権管理重点プラン(平成30~令和3年度)推進状況について
(13)フェンス損傷事故の発生について
(14)その他
2.協議事項
(1)次回委員会の開催について

畠山晋一 委員長

続きまして、(8)令和三年度世田谷区民意識調査の結果について、理事者の説明を願います。

山戸 広報広聴課長

令和三年度の区民意識調査の結果がまとまりましたので、御報告いたします。
A4のかがみを御覧ください。1の調査目的でございます。区民の皆さんの御意見、御要望をアンケート調査を通じて把握し、区政運営の基礎資料とさせていただくことを目的としております。
2の調査概要は記載のとおりです。無作為抽出をした四千人を対象に調査票を送付させていただき、今年度の回収率は五二・二%となっております。また、回答方法は、郵送による回答とともに、今年度からインターネットによる回答も導入いたしました。内訳は、郵送回答が七三・一%、インターネット回答が二六・九%となっております。なお、調査項目は二十三項目、全七十二問となっており、下線を引いたものが今回新たに調査項目に加えた項目となっております。
3の調査結果ですが、詳細は後ほど御覧いただければと思いますが、何点か御紹介させていただきます。
冊子の六八ページを御覧ください。経年調査項目の「区が積極的に取り組むべき事業」という設問です。「災害に強いまちづくり」が約三割と高い割合となっておりますが、続いて、「防犯・地域安全の対策」が二割を超え、「高齢者福祉の充実」がほぼ二割となっております。
六九ページを御覧いただきますと、平成二十三年度からの時系列の変化を御覧いただけます。順位は時折入れ替わりますが、先ほど申し上げました三項目が常に上位に入っております。
次に、冊子の二六〇ページを御覧ください。区に関する情報の入手先について質問したところ、「『区のおしらせ せたがや』」が五三・六%と最も高い割合となっており、続いて、「区のホームページ」が二八・九%である一方、二一・九%の方が「特に入手していない」という結果となりました。
二六一ページに、性別、年齢別の結果を掲載しておりますが、これを見ると、若い世代では「区のホームページ」、高い年齢層では「『区のおしらせ せたがや』」などの紙媒体で入手する割合が高いという傾向が見られます。
これらの結果を受けて、区の情報をより多くの区民の方のお手元に届けられるよう検討を進めてまいります。
また、今回の調査では、地域行政制度において行政拠点の認知度や条例に期待すること、新型コロナウイルス感染症に伴う生活への影響においては、生活の優先度の変化などについても御質問しておりますので、後ほど御覧ください。
A4の資料にお戻りいただき、4の区民への公開スケジュールです。明日、九月二日より、区政情報コーナー、区政情報センター、図書館、区ホームページなどで御覧いただけるようになります。
御説明は以上です。

畠山晋一 委員長

ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。

あべ力也 委員

毎年、区民の意識調査ということで報告をしていただいておりますが、調査上の観点として大事なことは、これは対象は十八歳以上の区内在住、外国籍も含むということで、無作為抽出をしているということなんですが、今般、例えば、人口構成とかで世田谷区の施策をどういうふうにしていくかということで、未来つながるプランということを検討されているということですけれども、まさに、サンプリングの仕方によって、結果というのは僕は大きく違ってくるんじゃないかなと思うんです。例えば、人口構成の中でちょっと問題提起していますように、世帯によって、例えば、ひとり暮らし世帯であったり、子育て世代であったりとか、区民それぞれの状況、立場によって、やっぱり意見というのは変わってくるわけなんですが、そこのそれぞれの状況に応じるサンプリングというのを適正にしていかないと、区民の意識というのは、正確な数字が私は出てこないと思うんです。だから、九十二万いる人口の中のそれぞれの構成している世帯のありようであったり、年齢であったり、様々な構成要因があるわけですから、そこをどうサンプリングしていくかということによって、区民の意識の調査の結果というのは大きく左右をしてくるというふうに思うんです。
統計学上の考え方もいろいろあるんでしょうけれども、そもそも四千人を無作為抽出をして、有効回答が二千八十六人ということですから、サンプリングの数の問題であったり、構成要因であったり、様々な条件の中で区民の要望している実態そのものを的確に結果として出していくのには、サンプリングのやり方をもう少し厳密にしていくのが、私は、区政にこの意識調査を反映をして、区民の皆さんの実態に合った結果を出していくということが、この事業の大変肝になる部分だと思うんですけれども、今後の検討も含めて、その辺、課長の御意見を伺っておきたいと思います。

山戸 広報広聴課長

今回取ったこの区民調査につきましては、層化二段無作為抽出法という方式を取り入れておりまして、対象者が特定のエリアに偏ることがないようにするために、この冊子の三ページで御説明しておりますが、まず、区内を十地区に分けて、その十地区内で無作為抽出を行うという方式にしております。
あと、今回は五二%ですので、約二千と少しですけれども、統計学上、調査に一定の信頼度を得るためには、サンプル数が二千あればよいと言われております。これまでの経緯から、区民意識調査の回収率はおおむね六割弱と推測し、調査対象者数を四千人としています。四千人の場合、回収率六割で二千四百人であり、回収率が仮にきっかり五割であったとしてもサンプル数の二千は確保できることから、四千人の無作為抽出という数を採用しております。
あべ委員のおっしゃったような、いわゆる家族構成でございますが、今回の無作為抽出で行っても、七ページを御覧いただきますと、今回御回答された方の家族構成が載っております。夫婦だけの一世代家族が二六・七%で、親と子どもだけの二世代家族が四二・二%、以下、御指摘のおひとり暮らしの方からも一八・二%の方に御回答いただけておりますので、おおむねどこかに勢いが偏っているということではないかなと思いますが、例えば、昨年度もそのべ委員から年代の御指摘なども受けまして、いろいろ考えてきたところでございますが、調査の構成につきましては、またるる検討してまいりたいと考えております。

あべ力也 委員

ありがとうございます。それで、今御説明していただいたように、家族構成についての数字が載っておりますけれども、実態としては、ひとり暮らしに関しては、世田谷区の世帯の中の五〇数%がもう既にひとり暮らしということなんですけれども、この統計のパーセンテージで言うと、ひとり暮らしが一八・二%の回答者ということで、実態とはかけ離れているサンプル数なので、その辺、やっぱり実態に合った人数をピックアップしてくるという工夫も、今後の世田谷区の方針決定等に反映をさせるというのであれば、サンプリングの正確性というのは、私は大事なことだと思いますので、その辺、今後、工夫をしていただければなと、要望しておきたいと思います。よろしくお願いします。

あべ力也 委員

付け足しの質問になりますけれども、今回――毎回ですけれども、無作為抽出というやり方をしていますけれども、世田谷区が持っているデータベースで抽出をするんでしょうけれども、抽出をする場合に、ある一定の世田谷区の人口構成であったり、様々な条件等を条件抽出をするというようなことはできると思うんです。例えば、抽出をしてこの意識調査をする場合のサンプリング数と現状に合ったようなサンプリング数は、現状のミニマムであるべきだと思いますので、サンプリングする場合の条件抽出等をやって、それで実際の構成と合うようなサンプリングをしていくことが、私はできるんじゃないかと思いますけれども、条件抽出ということは可能なんでしょうか。可能だと思うんだけれども、どうですか。

山戸 広報広聴課長

区民意識調査ではこういう格好でやっておりますが、庁内でいろいろなアンケート調査をしている中では、今、あべ委員がおっしゃったような、例えば、年代であるとか、家族構成であるとかということで条件抽出をした調査結果なども見た覚えがございますので、可能かと思います。

あべ力也 委員

課長から可能だということですので、今後のサンプリング抽出に当たっては、条件等も加味して、実態に即したサンプリングと抽出をしていただけるように、工夫して検討していただきたいと思います。要望しておきます。

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