平成27年10月13日 第3回定例会 都市整備委員会所管質疑(エイトライナー、メトロセブンの開発・マンションの老朽化、高齢化対策・交通事故問題について)

平成27年10月13日、第3回定例会都市整備委員会所管質疑にて質問いたしました。

主な質問項目

  • エイトライナー、メトロセブンの開発について
  • マンションの老朽化、高齢化対策について
  • 交通事故問題について

詳細は以下をご覧ください。

エイトライナー、メトロセブンの開発について

 まず初めに、エイトライナー、メトロセブン、前の第二回定例会のときに、他会派ですけれども、すがや委員のほうから一般質問がございましたけれども、今にわかに来年の国の答申等に向けてマスコミなんかにも出ておりまして、世田谷区は以前の第十八号、運輸政策審議会の答申、それに向けて、私が記憶しているのは、二〇〇〇年当時、大変活発に活動して大会なども私も参加した覚えがございますけれども、今、そのときにランクがA1、A2、Bと三段階に分かれていましたけれども、そのうちのA1にランクされていたところは、舎人ライナーなどはそれですけれども、もう既に開通をしているというような状況でございまして、この国の答申の中でのランクづけがそのまま開発に影響してくるというようなことが、現実にはそういう状況でございますので、これから今年度中に答申を出すということになっておりますので、それに向けて世田谷区もまた南北交通がいまだに解決していない、利用する区民の方からも恐らく期待をされているであろうという、この路線でありますけれども、国の答申に向けてしっかり主張を、私はしていくべきだと思うんですが、この点について区のお考えと、今後の国へのどういう働きかけをしていくかも含めてお答えをいただきたいと思います。

<関根 交通政策課長>

 エイトライナーと環状七号線を基軸といたしますメトロセブンを一本につなぎました区部周辺部環状公共交通の実現に向けまして、本年三月に国土交通大臣と東京都知事に対しましてエイトライナー、メトロセブン両協議会で実現に向けた要望活動を実施いたしました。また、九月には両協議会の幹事区であります世田谷区、江戸川区の両副区長が国土交通省鉄道局に実現に向けた要望を行いました。今後とも東京都及び関係九区と連携し、区部周辺部環状公共交通の実現に向けた取り組みを進めてまいります。

 答申に向けてしっかり主張していっていただきたいと思います。

マンションの老朽化、高齢化対策について

 次に、世田谷区内にも民間のマンションというのはたくさんあるわけでありますけれども、このマンションの老朽化とか高齢化に向けて、マンションの建てかえがなかなかスムーズにできないというような状況が、世田谷区ばかりじゃなくて他の自治体でも大変多く見受けられるというような状況が生まれているということでありますけれども、その対策として豊島区は条例化をして、マンションの管理組合へいろいろな届け出等を義務づける条例制定をしているわけであります。ここで東京都の住宅政策審議会が都内の分譲マンションの管理組合に対して活動状況を自治体に報告することを義務づける条例制定を検討するように東京都に答申をしたというようなことでもございますし、私は世田谷区も豊島区と同じように、こうしたマンションの管理組合に対して、建てかえ、大規模修繕、その他、さまざまなことをやっていく場合に、管理組合そのものが積み立てを行っていなくて大規模修繕や建てかえをする体力がないというような状況ではなかなか維持ができないということでございますので、行政として管理組合に対する管理とか、そういうものに関する義務づけをしっかりしていくべきではないかと思うんですが、東京都もそういう答申を出しておりますけれども、東京都に先駆けてやっている自治体、豊島区なんかも事例がございますので、世田谷区としても何とか検討していけないかというふうに思いますけれども、世田谷区としての考え等を伺っておきたいと思います。

<佐々木 住宅課長>

 既存の住宅ストックを次世代に引き継いでいくためには、分譲マンションの維持管理や建てかえは非常に重要であると考えております。お話にありましたような、特に管理が不全なおそれがある高経年マンションについてはその実態を把握する必要があると考えております。

 今後、マンションの良好な維持管理をより踏み込んで促進するために、マンション管理組合による建てかえ計画や管理状況などの実態を把握するための報告義務化も視野に入れて、マンション管理条例の検討も進めてまいります。

 マンションも世田谷区は大変多いわけでありまして、その中の老朽化マンションの比率も上がっていると思います。ぜひ条例化に向けて引き続き検討していただきたいと思います。

交通事故問題について

 次に、交通事故の問題ですけれども、生活道路の事故対策として、国はビッグデータを活用した取り組みをするというふうに聞いております。特にカーナビの情報なんかを収集して、これを各自治体等に提供して交通事故の発生地区を危険箇所としてお知らせして交通事故対策なんかをやっていくということでありますけれども、特に佐賀県なんかは全国の中でも交通事故の連続ワーストワンということでありましたけれども、このビッグデータの提供してもらった事故の発生の危険性の高いエリアを選定して具体的な対策を推進するということだそうです。
 世田谷区もこういう国と一緒になって生活道路の事故対策に私は取り組むべきだと思うんですが、この点については、世田谷区はどのようにお考えか伺っておきたいと思います。

<春日谷 交通安全自転車課長>

 委員お話しのビッグデータ活用の生活道路事故対策につきまして、交通事故が起きやすい生活道路の事故防止に向けまして、来年度に国土交通省が先ほどのカーナビ等を通じて収集した情報をもとに、主には道路設備の改良など対策を進めると聞いてございます。今後、国のほうからの正確な情報を得た上で、関連部署と連携いたしまして区民の交通安全に寄与するよう事故防止対策に取り組んでまいりたいと考えてございます。

では、ぜひよろしくお願いします。
 以上で質問を終わります。

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