令和3年第3回定例会 決算特別委員会 総括質疑

令和3年9月30日、決算特別委員会にて総括質疑を行いました。

主な質問項目

  • ひとり暮らし世帯について

詳細は以下をご覧ください。

ひとり暮らし世帯について

現在の世田谷区の世帯は四十九万一千世帯、これは最新の数字ですけれども、その五三%を占めるひとり暮らし世帯や、平成二十七年ベースしか数字がないんですが、一六・九%を占める夫婦二人で子どものいない世帯は、自治体の具体的な住民サービスから除外されているというふうに感じている方が多いように思います。合わせて約七〇%の世帯になります。
だからといって、区が提供する地域コミュニティーや町会、サークル活動、地域活動団体に所属をして、地域で活動したいと考えているわけではありません。世田谷区の場合、高所得世帯も多いことから、生活そのものに困っているわけではありませんが、煩わしいことに首を突っ込んで、望んでもいない不慣れなことでストレスになるよりも、地域で他者に干渉されずに快適に暮らしたいと考えている方がほとんどではないでしょうか。つまり、区が考える地域コミュニティーでの支えあいや区民参加などは当事者からすれば大きなお世話で、ナンセンスでもあります。
そうしたことよりも、ひとり暮らしや夫婦でも子どもがいないことによる寂しさや、災害や病気になったときの不安などをどのようにして埋めていけるかということを、自治体が住民サービスの視点を取り入れることも大事なのではないでしょうか。
例えば、ペットの問題です。夫婦二人で子どものいない世帯やひとり暮らし高齢者の方は、犬や猫といったペットを飼っている方が多いです。ところが、区のペット政策には、こうした方たちへの配慮からの施策展開がなされていないように感じます。公園でのペットとの散歩が制限されていたり、公共住宅で高齢者世帯、単身世帯等のペットの飼育も制限されています。こうしたことをひとり暮らし世帯や夫婦二人で子どもがいない世帯の視点で変えていけないものでしょうか。
先日、ふるさと納税の影響額の集計が報告されておりましたが、寄附額は百七十五億円にも上っており、住んでいる自治体の施策が自分たちに関係があり、プラスになるものが具体的に見えない区民にとって、他の自治体へのふるさと納税に拍車をかける結果ともなっているのではないでしょうか。また、ひとり暮らし世帯や夫婦二人で子どものいない世帯にとって、区の政策が自分に関係するものがないことで生まれる無関心が、選挙における投票率が有権者の過半数に満たないことの一因ではとも考えます。
まずは、一人世帯や夫婦二人で子どもがいない世帯のニーズを把握することが必要ではないでしょうか。区の政策と住民ニーズのマッチングに加え、公平な再配分に向けて取り組んでいただきたいと考えますが、区長のお考えを伺いたいと思います。

保坂 区長

お答えいたします。
いわゆる世帯の在り方が多様化する中で、大変重要な指摘と受け止めます。区民意識調査の回答者におけるひとり暮らしの方の割合が一八・二%、御夫婦のみの割合は二六・七%となっています。これらの声にも注意を払ってまいりたいと思いますし、昨年の国勢調査において、今後、単身世帯や夫婦のみ世帯が増加していくということも意識しながら分析を行ってまいりたいと思います。
とりわけ委員御指摘の中で、今後の課題となる社会的孤立や孤独、これは、実は高齢者のみならず若い世代、あるいは中高年、もちろん高齢者にも広がっていることでございます。健康で精神的にもバランスが取れた暮らしを送るためには、身近な生活行動範囲の中で――これは挨拶程度でもいいんですけれども――コミュニケーションがあると、お互いの会話があるということ、さりげないことですが、非常に大事なことであると。
イギリスでも孤独担当大臣ができ、間もなく退陣される菅政権でも孤独・孤立対策担当大臣を置きましたけれども、具体的に居場所づくり、高齢や若者、そして、世代を分けない、いわばあらゆる方がそこで気軽に行き来できる、そういった場づくりも考えてまいりたいというふうに思います。大きな課題と受け止めます。

御回答いただきましてありがとうございます。この数字は、世田谷区の人口とかそういうことに目を向けないと、なかなか見えてこない課題だと思いますし、こうした数字を基に、やはり住民サービスの展開をしっかりしていただきたい。再配分ということが、今、国でも問題になっておりますけれども、再配分の考え方そのものをしっかり検討して、区民の皆さんに平等な再配分をぜひしていただきたいと思います。
この統計を見ることによっていろいろ見えてくることもあるんですが、たまたま町田の市議会議員さんとお話をしていて、世田谷区は人口増加でいろいろ課題があるんだという話をしていたら、町田もリニアが通ればすごい人口が増えるんだというようなことだったものですから、町田の人口の増加というのはどれぐらいなのかなと思ってちょっと調べてみたんです。そうしたら、町田市のホームページには、人口動態統計というのがしっかり載っておりました。世田谷区は、人口の増減に関して、世帯の増減と人口の増減について、各町であったり、町会であったりとかということに関しては、詳しく最新のものが載っているんですけれども、いわゆる人口の自然増減――これは出生と死亡に関わる数字です――それと社会的な増減、転入転出による増減ということが、これは世田谷区で調べますと、東京都の統計を持ってきているものに行き当たるんです。でも、世田谷区は自前のもので最新のものが出ていないということでありますから、これはぜひこういう統計をホームページに載せていただきたいと思うんですが、これについてお答えをいただければと思います。

加賀谷 政策経営部長

御指摘の人口動態の毎月の変化でございます。データの管理所管と調整を進めまして、早々に掲載をしてまいりたいと思います。

こうした人口動態とか統計の問題というのは、政策を決定したり、世田谷区の現状を把握する上で大変大事な数字、エビデンスでもありますので、ぜひホームページのほうに掲載をしていただきたいと要望しておきたいと思います。
以上で私の質問を終わります。

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