令和2年11月10日(火) 午後3時
1.報告事項
(1)事務事業見直しの状況について
(2)令和2年度 第2回 世田谷教育推進会議及び世田谷区総合教育会議の実施結果について
(3)GIGAスクール構想による校内通信ネットワーク等の整備状況について
(4)GIGAスクール構想による授業の実施に向けた取組状況について
(5)乳幼児期の教育・保育のあり方検討委員会の設置について
(6)十日町市との新たな電力連携について
(7)世田谷区立富士中学校耐震補強工事について
(8)電子書籍サービスの開始について
(9)世田谷図書館及び梅丘図書館の運営事業者の選定について
(10)新型コロナウイルス感染症に係る教育委員会事務局の対応について(その6)
(11)その他
2.資料配付
(1)第72回人権週間記念事業「講演と映画のつどい」
3.協議事項
(1)次回委員会の開催について
平塚敬二 委員長
次に、(2)令和二年度第二回世田谷教育推進会議及び世田谷区総合教育会議の実施結果について、理事者の説明をお願いします。
會田 教育総務課長
令和二年度第二回世田谷教育推進会議及び世田谷区総合教育会議の実施結果について御報告いたします。
なお、本件は企画総務常任委員会との併せ報告です。
1の主旨でございます。記載のとおりでございますが、第二回の教育推進会議と総合教育会議を開催いたしましたので、報告するものです。
2の日時・会場です。令和二年十月三十一日土曜日に区役所の第一庁舎五階、庁議室で行いました。まず、一時から世田谷教育推進会議、続きまして、十四時四十五分から世田谷区総合教育会議という形で行いました。
今回につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、会場での区民傍聴は行わずに、ビデオ会議ツール、ズームを使用したオンライン配信を行いました。オンライン傍聴という形を取らせていただきました。
また、区の公式ユーチューブでございますが、こちらにつきましては、十一月六日に動画配信を開始しておりまして、現在も見ることができますので、よろしくお願いいたします。
3参加者でございますが、参加者につきましては、当日会場に参加したというもので、記載のとおりでございます。
4のテーマでございます。「これまでの学び、これからの学び~保護者や教員・子どもから捉えたICTによる新しい学び~」です。
5世田谷教育推進会議の主な内容です。テーマを基に、教育長からGIGAスクール構想における学習支援の報告を行い、続いて、ICTに関する保護者、地域の声を聴き、ICTを活用した授業風景、児童生徒、教員のインタビュー、こちらは事前にビデオ録画したものを視聴し、参加者による意見交換を行った後に、最後、まとめといたしまして講評という形で、東京学芸大学附属小金井小学校の鈴木先生に講評をいただくというような形で進めてまいりました。
主な意見は以下のとおりでございまして、まず、小学校の保護者というところで記載させていただいています。
裏面でございますが、その後、地域の代表の方、また、中学校の保護者、そして、教育推進会議の委員の意見交換についての主な意見について記載させていただいております。
次の学識経験者の講評ということで、鈴木先生に教育推進会議のまとめというような形で、このような形でまとめさせていただいております。記載のとおりでございます。
また、続きまして、6世田谷区総合教育会議の主な内容ということで、こちらはテーマを基に、第一部と同じテーマで、第一部の世田谷教育推進会議の内容を踏まえて、区長及び教育委員会による意見交換を行ったところでございます。
主な意見ということで、記載のとおりでございますが、区長、それから、めくっていただきまして、教育委員、教育長という形で、主な意見内容について記載しているところでございます。
私からの説明は以上でございます。
平塚敬二 委員長
ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
あべ力也 委員
動画配信を開始したということで、だから、動画についてはいろいろ要望してきて、こういう配信が実現したということに関しては評価をさせていただきたいと思います。
それと、区のユーチューブに、この教育の関連の動画を載せているということですけれども、教育委員会で単独でユーチューブのチャンネルを持つとかということは、今のところ検討されていないんでしょうか。区全体の中で公式のユーチューブということになっているんでしょうけれども、教育委員会は教育委員会で作ったほうが、見やすいような気はするんですけれどもね。その辺はどうなんですかね。今後の検討としては。
會田 教育総務課長
ユーチューブについて今、御提案いただきましたが、学校休業中の、このまなびチャンネルからユーチューブの活用というのは、今年度も進んできたと思います。区の公式のチャンネルというものがございますので、それを基本としながら、まずは、それはきちんと行っていく中で、さらなる動画配信の仕組みというのはユーチューブだけとは限らないと思うんですけれども、また、動画配信につきましては、今後様々な形で利用するものにはなると思いますので、検討させていただければと思います。
あべ力也 委員
それと、今回、コロナ対策ということでズームを使用したということですけれども、参加をするということに関しては、ツールとしては、なかなか参加しやすいツールだと思いますので、コロナ後においてもズームを利用したということは考えていらっしゃるんでしょうか。コロナ禍だからズームを使ったということなんでしょうけれども、コロナ禍じゃなくなった、コロナ後においても、ズームというのを、いろいろ区民の参加という点では、参加しやすいツールだと思うんですよね。わざわざ来なくていいわけだから。その利用についても検討すべきだと思うんですが、どうですか。
會田 教育総務課長
まずは、今回は、コロナ禍ということもあって、会場に集まることがちょっとできないだろうというところで、ズーム、ウェブ会議というふうなことをある意味、初めてといいますか、それも職員だけで、委託等を一切使わずという形で行いました。
やはり課題もありまして、なかなか慣れない中、操作についても課題も見つかったというふうに考えています。また一方で、やはり有効なツールであるということも検証はできたと思いますので、まずはコロナということで行いましたけれども、今後の活用についても検討してまいりたいと思います。
平塚敬二 委員長
続きまして、(6)十日町市との新たな電力連携について、理事者の説明をお願いします。
青木 教育環境課長
それでは、十日町市との新たな電力連携について御説明をさせていただきます。
なお、本件は区民生活常任委員会との併せ報告でございます。
まず、1の主旨でございます。区では、脱炭素社会に役立つエネルギーの利用拡大と創出を目指しております。こうした中、十日町市との自然エネルギー活用に関する電力連携に係る協力協定を締結いたしまして、区施設及び区民の利用を進めてまいります。あわせて、電力連携をきっかけとして、さらなる地域交流を目指すものでございます。
次に、2の協定の締結式についてでございます。締結式は十一月二十四日を予定しております。協定文につきましては、別紙を添付してございますので、後ほど御確認願います。
次に、3の連携事業の内容でございます。(1)の発電施設は、十日町市の所有地にあります松之山温泉を活用した地熱発電で、出力規模は二百十キロワットでございます。発電事業者は松之山温泉合同会社「地(ジ)・EARTH(アス)」です。小売電気事業者は、既に発電事業者にて選定しております、みんな電力株式会社となります。
次に、(2)の電力供給先でございます。区施設には世田谷中学校の使用する電力の全てを賄う予定としております。また、区民への供給は八十世帯を目標としております。
最後に、4の今後のスケジュールでございます。区民募集を令和三年の「区のおしらせ」二月一日号にて周知をいたします。世田谷中学校への電力供給は四月からを予定しております。
御報告は以上でございます。
平塚敬二 委員長
ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
あべ力也 委員
この電力連携に関する世田谷区の負担行為というのは、何かあるんですか。
青木 教育環境課長
発電施設につきましては、十日町市及び発電事業者のところで整備をしてございますので、特に区のほうで発電施設の実質負担というのはございません。
あべ力也 委員
発電に関する負担行為がないということだけれども、今度、利用するに当たっての何か負担行為というのはないんですか。
青木 教育環境課長
こちらは電力を供給いたしますので、当然、電力の使用量という意味では負担は当然あります。