令和2年第3回定例会 決算特別委員会 区民生活委員会所管質疑

令和2年10月5日、決算特別委員会にて区民生活委員会所管質疑を行いました。

主な質問項目

  • ごみ収集について
  • ふじみ荘について

詳細は以下をご覧ください。

ごみ収集について

それでは、質問してまいりますが、環境省が家庭ごみにさわらずにごみ収集をするというような実証事業をしていくというような報道がございました。これは九月二十七日に出ていたんですが、感染症対策ということでいろいろ検討をしていくということのようです。
世田谷区も清掃事業でごみの収集をマンパワーでやっているわけですけれども、現状で感染症の対策というのはどういう状況なのかということと、国がこういう対策をしている、これを今後していくということですけれども、清掃事務所の職員は、やはり感染症の危険を感じながら今仕事をしているということだと思うんです。
それと、コロナの関係で大変ごみ量が増加をしているというふうにお聞きをしております。そういった中で、清掃作業員に対する負担が大変多くなっているということもあるんだと思います。その上で、感染症に対する様々な対策を講じていくということが、作業員にも求められていることですし、モチベーションを維持していく、もしくは身体的なそういう負担を軽減していくということも、役所としては事業主として検討していく必要があると思うんです。
以前に、いわゆる職員の皆さんの危険手当の問題というのが議論になって、時代にあまりそぐわないので、窓口業務なんかの危険手当は廃止をしましょうというような方向で進んできたかというふうに認識をしております。今大変緊急というか、非常事態の中で、特に清掃職員なんかは感染のそういう危険をはらみながら、常日頃仕事をしているということでありますから、いわゆる職員の皆さんのモチベーションを維持するためにも、危険手当とか、そういうことを検討することも私は役所として必要なんじゃないかなと思うんですが、一連の今申し上げたことについて、御回答いただければと思います。

笹本 清掃・リサイクル部管理課長

お話にありました非接触型の収集方法につきましては、欧米で普及しているというふうに認識をしております。また、収集の現場がそこに当たっている職員、また委託業者の方々が安全に仕事をしていただくことは、コロナ対策のみならず、非常に重要なことであると考えております。
その上で感染対策でございますけれども、区では清掃事務所の職員の対策としまして、継続的にマスクを配付するとともに、他区に先行しまして、職員のほか、委託業者の方々にも行き渡るようにフェースシールドを配付するなどの対策を講じ、ごみの収集現場の安全確保に努めてまいったところでございます。
お話しの危険手当の支給、またそのような手当の支給に関しましては、他区におきまして緊急事態宣言の発令期間に限って特殊勤務手当を上乗せしたという事例がございますが、当区では今のところ導入は考えておりません。

今、導入は考えていないという話ですけれども、現状から考えれば、そういう手当に関しても検討していくことは必要だと思いますので、引き続き検討していただければというふうにこれは要望しておきたいと思います。

ふじみ荘について

次ですが、ふじみ荘について質問したいと思います。
ふじみ荘に関しては、今議会でも様々議論がされておりますけれども、私は特にふじみ荘がなくなって、高齢者の方に対する代替施設、代替措置の問題を取り上げてみたいと思いますが、ふじみ荘がまずどれぐらい年間のコストがかかっていたのかということと、高齢者の健康増進の施策として、区内の例えば温浴施設、銭湯なんかも含めて、あとは民間のスポーツ施設、様々な民間施設なんかと連携をして、今まで高齢者に提供していたサービスが継続して受けられるようなことをやっぱり検討すべきだというふうに思うんです。
それで、今までランニングコストでかかっていたような費用を、それこそ健康増進の高齢者健康増進券というのかな、そういうものでお配りをして、区内の公営施設、そして民間施設も使えるような共通の利用券みたいなもので、このふじみ荘がなくなった後の高齢者の福祉増進のために検討していただきたいと思うんですが、所管としてどういうふうにお考えなのか伺いたいと思います。

加野 市民活動・生涯現役推進課長

ふじみ荘につきましては、高齢者への健康増進や憩いの場として多くの方に利用されてまいりましたが、老朽化や経営コスト等も含め、慎重に検討した上で廃止条例を提案し、議決をいただきました。
お尋ねのふじみ荘の年間コストにつきましては、約一億九千六百万円かかっております。ふじみ荘を御利用いただいている皆様には、千歳温水プールの健康増進室や大蔵第二運動場のほか、地域の集会施設などの利用を御案内してまいります。
また、既存の送迎バスを活用して、千歳温水プールや大蔵第二運動場へのアクセスを高められないかと検討を進めるとともに、浴室などを備えた総合的な民間スポーツクラブとの連携に取り組んでいるところでございます。
委員から御提案いただきました高齢者の健康増進やレクリエーションを目的とした区内の民間温浴施設などの利用券等につきましては、諸課題もございますが、検討してまいります。

ふじみ荘の代替の施設ということを区で検討するということもできるんでしょうけれども、そうするとやっぱり計画をして、建物を造ったりなんかするというと、どうしてもやっぱり時間がかかってしまうということがあると思うんです。
その上で、民間の施設、もしくは世田谷区が持っている今の施設なんかをうまく連携をしながら、今提供している高齢者へのサービスを持続できるように、こうした利用券、民間温浴施設等の利用券等を代替として検討するということは私は必要なことだし、やれることだと思いますんで、ぜひ実行していただきたいと要望して、私の質問を終わりたいと思います。
以上です。

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