米国防長官が習氏に安保条約適用伝達



米国防長官が習氏に安保条約適用伝達
2012.9.25 15:33 [米国]

会談する米国のパネッタ国防長官(左)と中国の習近平国家副主席=19日、北京の人民大会堂(AP)

 パネッタ米国防長官が、中国の次期国家主席就任が確実視されている習近平副主席と19日に北京で会談した際、沖縄県・尖閣諸島は日米安保条約の適用範囲内との立場を伝達していたことが分かった。米政府高官が25日までに明らかにした。

 日中対立がエスカレートすれば米国も巻き込まれ、中国との関係が緊張する可能性も否定できなくなる。危機感を抱いたパネッタ氏が中国に挑発的行動に出ないようくぎを刺した形だ。

 会談の際、パネッタ氏は「米政府は一方の国に肩入れする立場を取らない」との従来の方針も併せて表明したとみられる。習氏はこれに対し、日本政府による尖閣国有化で「争いが激化」したと批判、介入しないよう米国をけん制した。パネッタ氏は、18日の梁光烈国防相との会談でも同様の考えを伝えたとみられる。(共同)