平成28年3月22日 第1回定例会 文教委員会所管質疑
(図書館の利用・生徒手帳の有効的な活用について)


平成28年3月22日、第1回定例会 文教委員会所管質疑にて、図書館の利用・生徒手帳の有効的な活用について質問いたしました。

詳細は以下をご覧ください。

図書館の利用について

 まず初めに、平成二十六年九月の決算特別委員会と二十七年の予算特別委員会、二回にわたりまして図書館の利用に関する質問をさせていただきました。区内在住の学生さんから世田谷区の図書館の勉強する場としての環境整備が希望している内容とは大分異なると、それに対してどういう改善ができるのかという質問をさせていただいたわけですけれども、それに対して教育委員会は、閉館時間の延長とか、あと学習室の設置等、子どもの学びの視野を検討して、第二次図書館ビジョンの中で検討していくというような回答だったと思います。今、そのさまざま改正の、改革の途中だと思いますけれども、その後の取り組みについて伺いたいと思います。

<會田 中央図書館長>

 新たな図書館像を示す第二次図書館ビジョンを策定し、専門性と効率性を両立した運営体制の構築を進めてまいります。民間活力の計画的な導入の中で、閉館時間でございますが、二子玉川と三軒茶屋に開設した図書館カウンターでは、閉館時間を午後九時までとしたほか、来年度に一部業務委託を導入して新館開館する世田谷図書館でも、開館時間は午前九時から午後九時までという準備を進めているところでございます。また、図書館の学習環境でございますけれども、図書館にあります閲覧席は、図書館資料の閲覧を目的として設置しておりますが、図書館資料を用いた調べ学習に利用することも含めた運用でございます。ただ一方、閲覧席が混み合った際には、基本的に図書資料の閲覧の利用を優先するということでお声がけをすることもございます。

 来年度、世田谷図書館は新館開館いたしますが、旧館では十八席であった閲覧席をその倍以上の三十七席設置する予定としております。また、閲覧席が全て利用されている場合には多目的室を利用するなど、柔軟な運用を想定しているところです。魅力ある図書館の実現を目指しているところでございます。

 いろいろ取り組まれているということで、多少前進はしているのかなというふうに評価はいたしますけれども、まだまだ、例えば閉館時間に関しても、一館、二館ぐらいの検討をされているようでありますけれども、大体六時とか七時ぐらいに終わってしまうと、例えばそこで調べ物をしたい、自習をしたいという学生さんなんかが使うといった場合、なかなか使えないというのが実情のようでありますし、そういう視点をしっかり今後のお取り組みに取り入れていただきたいと思いますが、この問題については教育長と随分やりとりをさせていただきましたけれども、教育長の見解も伺っておきたいと思います。

<堀 教育長>

 図書館につきましては、今年度から第二次図書館ビジョンを進めさせていただいておりまして、いろいろな要望をいただいております。したがいまして、できるだけ現状の限られた空間と予算の範囲内で多くの方々に満足いただけるような図書館をつくっていきたいと思っておりますし、今回世田谷図書館の閲覧席につきましては、委員のお話もありましたので、空間を効率的に使おうということで、例えば閲覧席を二倍強にさせていただいております。こういうような取り組みを含めまして、皆さんに愛される、利用される図書館にしていきたいと思っております。

ありがとうございます。しっかり取り組んでいただきたいと思います。

生徒手帳の有効的な活用について

 次の質問に移りますけれども、世田谷区の中学生、世田谷区だけに限らないですけれども、中学生は生徒手帳というのを学校からいただいているんですけれども、私は幾つかの中学校の手帳を拝見させていただいたら、どうも余り統一性はないんですね。それで教育委員会のほうに伺ったら、これはその学校の学校長の権限でつくっているので、それぞれその学校の特色を生かして生徒手帳をつくっているんだということでありました。

 子どもたちを取り巻く環境は大変厳しいものがあって、例えばいじめの問題であったり、自殺の問題であったりというようなことがあって、特に自殺の問題に関しては、今国で自殺の対策の基本法の改正をして、各自治体にその対策に関して義務づけをしようというような法改正の動きもあるというふうに伺っております。こうしたものの問題をこういう生徒手帳の中で、例えばどこに相談をすればそれぞれ生徒一人一人の悩みを解決できるのかというようなことを基礎的な情報として入れていくことも私は必要なのかなと思うんですね。

 確かに今学校にはスクールカウンセラーとかいろいろ相談をできるような体制というのは配置をしているんでしょうけれども、自分の悩みをふだんかかわっている方に打ち明けるというのはなかなか難しいということもあるので、生徒手帳の中に何かSOSを発信する場合に、ここに相談できたらというような情報が私はあればいいのかなと思っておりますけれども、全くそういう情報が載っていない学校もありますし、そういうことを細かく載せている学校もあります。この点について教育委員会としては、例えば全校的に教育委員会として載せるべきものと、あと学校が自主的に作成する部分というふうに分けてはどうかなと思うんですが、こういう点について見解を伺っておきたいと思います。

<滝渕 副参事>

委員御指摘のように、相談機関の連絡先などを掲載することにつきましては、自殺予防を含めた生徒の心に寄り添う手だての一つだというふうに考えております。先ほど話で出ましたように、学校の管理、責任においてつくるものではございますが、今後、必要な情報の掲載を含めて、生徒手帳の有効的な活用については校長会と相談をしながら進めてまいりたいと考えております

 子どもも悩みの多い時代にどこに相談していいかというのを大変悩む時期もあると思いますので、その助けに生徒手帳がなればというふうに思っておりますので、ぜひ検討していただきたいと要望して、私の質問を終わります。