平成28年3月11日 第1回定例会 区民生活委員会所管質疑
(せたがや文化財団・けやきネットについて)


平成28年3月11日、第1回定例会 区民生活委員会所管質疑にて、せたがや文化財団・けやきネットについて質問いたしました。

詳細は以下をご覧ください。

せたがや文化財団について

 きょうは、三・一一ということですので、大震災から五年たちましたけれども、私は福島県郡山市というところの出身で、実家も被災をして、今は復興しておりますけれども、ただ、私のいとこがたまたま南三陸町に出張で行っていて、津波で行方不明で、いまだに見つかっていないというようなことで、私にとっても、その家族にとっても、まだ震災は終わっていないという状況です。

 それと、私の田舎は福島県郡山ですが、郡山でも道路とか公共施設に関する除染作業というのは終了しているわけですけれども、民有地に関してはやっと今除染の作業が始まったという状況でありまして、世田谷区からも被災地に対してはさまざまな支援をいただいているわけですけれども、言葉だけではなくて、これからも被災地に対する温かい支援を続けていただきたいと要望しておきたいと思います。

 その上で質問してまいりますけれども、まず初めに、せたがや文化財団の話が他会派からもございましたので、この話をちょっとしておきたいと思います。

 平成二十六年の三月、予算特別委員会で私もこの問題を指摘させていただいて、特に文生センターの個人業務委託契約の実態が偽装請負に当たるということで、これは違法なんじゃないかということで、その状態を解消するために雇用契約への移行ができないかということで、予算の組みかえの動議も提出させていただいたというような経緯がございました。

 そのとき賛成をしていただけなかった方に、今回同じような問題意識を持っていただいて、今回の予算特別委員会で質問いただいているということには大変ありがたく思いますけれども、現状として二年たった今も何らその状況が改善されていない。

 先ほど副区長が、二度とこういうことを起こさないというようなことを力強くおっしゃられておりましたけれども、二年前に私がこの問題を取り上げたときにしっかりと対応していただいていれば、今日こういう状況にはなかったんじゃないかと思うんです。

 それと、今度、改革委員会の設置をするということですけれども、二年たって改革ができなかった文化財団に、第三者機関とはいえ改革委員会を任せるというのは私は甚だ疑問でありますし、疑わしいと言わざるを得ないわけですけれども、これは逆に、監督をする世田谷区のほうがしっかり第三者機関を設けて指導監督をする結論を出して、改革をしていくということが私は必要だと思っているんですが、この点について、副区長に見解を求めておきたいと思います。

   

<宮崎 副区長>

 先ほど他会派のほうに改革委員会の件について御答弁を申し上げました。今御提起ありました区の中にということでございますけれども、先ほどもちょっと御提起があった例えば現場で当人たちの部分で話を聞くというような機会というのは、やはり区の中では難しいかと思っています。ただ、改革委員会の中で、当然問題点を含めての部分が出てくれば対処しなければなりません。また、今あべ力也委員からもありましたように、区としても指導していく中では、改革委員会の結果次第では、今度は区のほうが、当然そこに対して、内容によりけりですけれども、例えば注文をつけなければいけないということもあろうと思います。したがいまして、まずは財団内における改革委員会の状況を見て、改めて区の中で判断をさせていただければと存じます。

けやきネットについて

 これ以上多くは申しませんが、しっかり現状を改革していく環境づくりと、しっかり成果を出していただきたいと要望しておきたいと思います。

 本来予定していた質問に移りますけれども、けやきネットの問題を質問させていただきたいと思います。

 システムを今後改修して、新たなけやきネットを構築していくという中で、今までけやきネットに対してさまざま指摘をされていた問題として、重複登録の問題であったり、直前のキャンセルの問題、キャンセル待ちの方が使用できるようにするとか、あとは支払いの問題とか、いろいろ問題はあるんですけれども、私は特にキャンセルの問題。これは今、私、役所のほうからキャンセルの件数に関する統計というのをいただいているんですけれども、これは二〇一四年九月一日から三十一日までのキャンセルの実態をいただいたものですけれども、この一カ月で実にキャンセル件数というのが二千七百三十件、前日のキャンセル件数が二千七百三十件ということでなんです。当日キャンセルは五百四件。というのは、これは当日キャンセルは今キャンセル料がかかるけれども、前日まではかからないということで、前日キャンセルが一カ月で二千七百三十件ということなんです。

 ですから、一般のキャンセルというのは今、例えば一週間前から何%、五日前なら何%、三日前は何%とか、一日前でしたら五〇%ですとか、キャンセルポリシーというのがいろいろあって、そういう考え方をこの公共機関に関しても取り入れていくべきなんじゃないかということが一点です。

 それと、キャンセルをした場合、キャンセルした場所があいてしまって無駄にならないように、キャンセルが出たということが利用者にわかって、次の予約が入れられるようなシステムも必要なんじゃないかと思います。

 それと、けやきネットはいろんな利用に当たっての支払いのシステムというのがありますけれども、この支払いに関しても、インターネットを利用してカード利用で決裁ができたり、そういうマルチペイメントの考え方も導入していくべきだと思いますけれども、この点について、提案と質問になりますけれども、三点についてお答えいただきたいと思います。

   

<原田 市民活動推進課長>

 いただきました三点について順次お答え申し上げます。
 まずキャンセル料ですが、現在、委員おっしゃるように、キャンセル料については当日のキャンセルのみいただいております。しかしながら、前日にキャンセルがあってもメンバーが集められないので結局使えないといった利用者の声も多くありますので、各施設に啓発のためのポスターを張ったり、けやきネットの最初の画面に事前キャンセルの防止を呼びかけるお願い文を掲載したりしておりますが、なかなか改善できておりません。

 御提案のように、もっとさかのぼってキャンセル料を徴収するためには条例規則等の改正も必要となってまいりますが、限られた施設を有効活用するため、平成三十年のシステムの全面改修に向けて検討してまいりたいと思います。

 現在、キャンセルがあった場合、常に利用者がそこの部屋を検索しないとあいたかどうかわからないというシステムになっておりますので、例えば電子メールで登録をいただいている方には自動的に空き情報が通知される仕組みを構築するなど、利用される方の利便性の向上を図るために改修に向けて検討してまいります。

 それから最後に、マルチペイメントですけれども、現在、口座振替と納入通知書による支払いのみを行っていますが、現在では御提案のマルチペイメントのほかにコンビニでの収納、クレジットカードによる納付、SuicaやPASMOのような交通系のICカードの支払いなど多種多様な支払いが可能となっておりますので、これらを導入することにより区民の利便性と収納事務の効率化が図られるものと思います。

 ただ、それぞれのシステムの使用料、それから各運用会社に支払う手数料等を総合的に判断して今後検討してまいりたいと思います。

 けやきネットに関しては公平公正で、多くの区民が使える公共施設を目指して、しっかり改修をしていただきたいと要望しておきたいと思います。
 以上で質問を終わります。