平成27年10月8日 第3回定例会 福祉保健委員会所管質疑
(夜間対応型訪問介護及び定期巡回・随時対応型訪問介護看護の現状について)


平成27年10月8日、第3回定例会福祉保健委員会所管質疑にて、夜間対応型訪問介護及び定期巡回・随時対応型訪問介護看護の現状について質問いたしました。

詳細は以下をご覧ください。

夜間対応型訪問介護及び定期巡回・随時対応型訪問介護看護の現状について

 先日の総括質疑では、三件の転落死亡事故や一件の介助入浴での溺死といった奇怪な事件や入居者への虐待の事実が明らかとなった介護つき有料老人ホームSアミーユ「川崎幸町」と同じ経営主体である株式会社メッセージの子会社ジャパンケア世田谷及びジャパンケア用賀が、世田谷区の夜間対応型訪問介護及び定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業を請け負っており、区民からの幾つかの耳を疑うような現状に対する訴えをもとに、区の認識について質問をいたしました。

 まず一つは、夜間対応型訪問介護及び定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、利用者と事業者との間では二十四時間三百六十五日、いつでも電話をすれば休みなく派遣するという契約でありましたが、あらゆる理由をつけて、きょうはヘルパーがいないので派遣できないということがたびたびあり、半年間で六十回ぐらいの必要とされる要請のうち、三分の一ぐらいの二十回ぐらいしか実際には派遣行為をしてもらえなかったということ、これは詐欺行為とも言えることではないのかと。なぜこのような行為と事業者を放置しているのか、今後の対応と指導、処分について伺いたいという内容。また二つ目は、このことに関する区長の認識とこの事業者との面識について伺いました。また三つ目が、区民からの世田谷区の訪問リハビリ、また国保を利用してのマッサージは、ともに区民の必要性の説明にかかわらず、支出抑制のため、不当に利用制限をかけており、区民からこれらのリハビリやマッサージを軽視しているのではないかとの声への見解を求めました。本日は、もう少し具体の問題についてお聞きしたいと思います。

 まず、夜間対応型訪問介護及び定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、利用者と事業者との間で二十四時間三百六十五日いつでも電話をすれば休みなく派遣するという契約が適切に履行されていなかったのはなぜなのか、事業者の体制は適切であったのかと疑問に思います。平成二十七年三月時点での夜間対応型訪問介護利用者は二百八十二人ということ、また定期巡回・随時対応型訪問介護看護利用者は百四十七人ということでありますけれども、世田谷区はこの二事業を幾つの事業者に任せて、それぞれの事業者の登録ヘルパーの人数、各事業執行日のヘルパー等の人員体制はどうなっていたのか、そのことをお教えいただきたいと思います。

 また、世田谷区には、年に一度実地指導、指導検査が義務づけられており、指導結果は区ホームページに掲載をされているとのことですが、このことは、介護サービスを利用されている方を含め、区民には周知されていたのでしょうか。ホームページにこっそりと掲載をし、載せてありますというのは、単なるアリバイにすぎないのではないですか。区民にはどのように介護事業者の問題点に対する指導等の結果をホームページに掲載したことを周知してきたのでしょうか。その点についてもお答えをください。

 区民によれば、介護に来たヘルパーにおしめはどうやるんですかと尋ねられて、これはおかしいと、なぜそんなことを知らないのと、ヘルパーの資格はあるんでしょうと問いただすと、持っていませんとのことで、それではいつからヘルパーをやっているのと聞いたら、きのうからですとのことだったということです。区はこうした無資格ヘルパーの派遣の現状は御存じでしょうか、お答えをいただきたいと思います。

 そして、この方は困り果てて、世田谷区の砧支所保健福祉課の地区担当に何度も電話をして相談したということだそうです。しかし、その担当は、対応は大変冷淡で何もしてくれなかった。業者のことはケアマネに言ってくださいとか、消費者センターに問い合わせてくださいとか、役所は一々業者のことまで面倒を見られませんなどと否定的な回答ばかりであったということでありますが、このことに関しても事実なのかどうか伺いたいと思います。

 また、訪問リハビリに関しては、あと国保を利用してのマッサージはともに、区民の必要性の説明にもかかわらず、支出抑制のために不当に利用制限をかけていると。区民からのこれらのリハビリやマッサージを軽視しているのではないかとの声への見解を求めましたが、区民にリハビリとマッサージを提供している事業者のお話では、国の法律よりも世田谷ルールが優先する、週三回までが世田谷ルールだと、区からこういうふうに言われているということなんですが、これは事実かどうかお答えをいただきたいと思います。

<内田 介護保険課長>

 区内における夜間対応型訪問介護事業所の数は二事業所でございます。うち一事業所は八月一日より休止をしており、残り一事業所がジャパンケア世田谷となっております。八月末時点の契約者数につきましては二百八十五名でございます。また、定期巡回・随時対応型訪問介護看護につきましては、区内に五事業所ございまして、うち二事業所がジャパンケア世田谷、ジャパンケア用賀となっております。この二事業所の八月末時点の利用者数につきましては百七十一名、うちジャパンケア世田谷百十九名、ジャパンケア用賀四名でございます。

 体制でございます。人員体制につきましては、こちらが区の条例のほうで定めがございます。夜間対応型訪問介護及び定期巡回・随時対応型訪問介護看護の人員体制につきましては、ジャパンケア世田谷において、オペレーター三人、定期巡回対応訪問介護員が約二十人、随時訪問介護員が約四十人で対応しております。ジャパンケア用賀につきましてはオペレーターは日中二人で対応しており、夜間につきましてはジャパンケア世田谷で対応しております。また、定期巡回対応訪問介護員が約五人で、随時訪問介護員は十三人で対応しております。

 訪問介護員の資格につきまして、ヘルパーの無資格者が来ているのではないかということですが、お話のような事例は特に聞いてはございません。
 それから、公表の仕方につきまして、利用者、区民にとってわかりやすい指導結果の周知、公表のやり方などについて今後は検討してまいりたいと考えております。

 訪問リハビリの件につきましては、特にこちらは訪問リハビリとしては、介護保険の基準の中でもって限度が定められているということで認識しております。