平成27年10月2日 第3回定例会 決算特別委員会総括質疑
(介護保険の保険給付の問題について)


平成27年10月2日、第3回定例会決算特別委員会総括質疑にて、介護保険の保険給付の問題について
質問いたしました。

詳細は以下をご覧ください。

介護保険の保険給付の問題について

 介護保険の保険給付の問題について質問したいと思います。

 川崎で介護つき有料老人ホームSアミーユ「川崎幸町」の事件が報道されて、私も大変衝撃を受けたんですけれども、入居していらっしゃる高齢者の方が三人転落死をして、また、もう一人の方は入浴サービスを受けて溺死をしているというような状況で、大変悲惨な事件だなというふうに思っておりました。

 それで、そういう報道を受けた後に、区民の方から実は御相談を受けました。それは、Sアミーユ「川崎幸町」と同じ経営主体の会社が世田谷区の介護保険の居宅サービスと地域密着型サービスの事業を行っているということで、その方もそのサービスをお母様が受けられているというような状況でございましたけれども、大変いろいろな問題点が実際にあるので相談に乗ってほしいという話でございました。

 その一つとしては、夜間対応型の訪問介護サービス、このサービスを受けるということで、月額料金一万八千百三十七円を払っているということですが、これは二十四時間いつでも電話をすれば三百六十五日ヘルパーを派遣するという制度で、派遣したにもかかわらず、毎回連絡をしてぜひ来てほしいという話をすると、きょうはヘルパーがいないということで、一カ月のうち一度も来ないというようなことがあったということなんですね。ですから、これを世田谷区のほうに、こういう実情があっておかしいんじゃないかということを申し上げたら、担当の部署から、何か問題があるのであれば消費生活センターに相談してくださいと。この事業者は大変大手で、問題がないんじゃないかというようなことを世田谷区は言われたということなんですね。

 それと、いろんな問題がほかにもあるわけですけれども、極めて詐欺行為なんじゃないかなというような疑念がある行為、それと、実際に受けていらっしゃるサービスの中で、親御さんが虐待に遭っているようなことがあるということで、この区民の方は、実際に証言してもいいですよというふうな話なんですね。

 それでお聞きしたいのは、まずは、経営主体であるメッセージという会社なんですが、ここの実態についていろいろお聞きしたいんですが、まずは世田谷区の認識として、こういう声があって、しかも世田谷区はこれに対して実地指導と指導検査ができるという立場にあるんですけれども、こういう実態をそもそもつかんでいるのかという話を担当の課長に聞きましたら、全く問題ないですと、この質問をするに当たってそういう回答だったんですね。ところが、その区民の方からそんなことはないですよと、実地指導とかそういうこともしているはずですという話なんで、そういうことはあるんですかということを申し上げましたら、指導の書類が出てきたんです。これを見ると、確かに区民の方が言われているような内容もありますし、あと、区民の方が言われているような内容が記されていないと、認識をされていないという点もあるんですね。

 ですから、これはやっぱり問題があるんじゃないかということで今回質問をさせていただいているわけでありますが、まずは、区民の方が言うには、そういう実態があって、区民からもおかしいんじゃないかと言われているにもかかわらず、世田谷区がそれを放置しているんじゃないかということなんです。その点については、世田谷区はどういうふうにお答えになるんですか。区民の方がお聞きしたら、それは消費生活センターに聞いてくださいというような話だったということなんです。それはどうなんですか。事実関係はどうなんでしょう。

<田中 高齢福祉部長>

 今御指摘のような事実があれば大変問題だとは思いますが、現在のところ、御指摘のような事例について御相談を受けたということが、私どもとあと支所も含めて確認ができておりませんので、今後、具体的なことがわかれば丁寧に対応して、必要があれば調査、指導などを行ってまいりたいというふうに考えております。

 区長にお聞きしますけれども、そういったことに関して、例えば指導をこの事業者に対して世田谷区がしているとか、いろいろ問題があるということは担当の部署からお聞きになっているんでしょうか。
 それと、このメッセージという会社さんそのものとは、区長は面識はございますか。

<保坂 区長>

 まず、川崎市の三人の方が亡くなって、しかもベランダから転落ということになっていることについて、今、あべ力也委員の質問でこういった展開になっているということは初めて知ったわけです。同時に、その事業者のリストも見ましたけれども、特段知っているというような事業者はございません。
 問題は、今御紹介があったような、区民の方からの証言してもいいですよという中身、これをしっかり確認させていただいて、じゃ、そのおっしゃるとおりなのかどうか。おっしゃるとおりであればやはり問題だということになりますから、これは指導するという対応になると思います。

 そうすると、事実関係がはっきりすれば、このメッセージという会社の子会社でありますけれども、ジャパンケア世田谷、ジャパンケア用賀という事業主体でございますけれども、そこに対しては適切な指導をするということをお約束していただいたというふうに認識をしたいと思います。
 それと、高齢者に対する訪問リハビリテーションに関しては、どうも世田谷区はリハビリに関して余り熱心に取り組んでいただけないというお話もこの方から伺っているんですけれども、この点についてはいかがなんでしょうか。

<田中 高齢福祉部長>

 熱心でないというようなことは決してございませんけれども、医師の判断によって行うということもありますので、そうしたことも確認をしなければいけないと思います。

あべ力也 委員 引き続き、福祉保健でも伺ってまいります。
 以上です。