プール事故(ふじみ野市)


埼玉県ふじみ野市の女児死亡事故で、委託管理会社が他社へ丸投げしていたズサンナ管理体制が浮き彫りになった。自治体も委託会社も孫受け会社も管理責任を問われるであろうが、失われた命は帰ってこない。国も地方も「官から民へ」の流れの中での今回の事故は、こうした流れに警鐘を鳴らしているとも取れる。すなわち行政が果たすべき役割と、民間企業が追求するものが違うことは自明の理で、しっかりとした検証システムの確立でしかこうした事故の再発を防ぐことはできない。世田谷区も指定管理者制度の導入により民間の事業者に、公共施設の管理を任せるケースが増えてきた。ふじみ野市の事故を単に他山の石とせず、行政の教訓としてほしい。

あべ力也