インターン体験記 田中侑輔さん


田中侑輔さん

拓殖大学

私が委員会,本会議を傍聴して世田谷区の区政に必要な政策だと思ったのは、まず行政改革です。その具体的な内容は、組織のスリム化,職員の意識改革,NGO・NPOと行政との連携した町作りなどです。

組織のスリム化は、国なども「小さな政府」とスローガンを掲げて目指しているように、区レベルでも民間で出来る事は民間に委託していくべきです。又、行政だけでなくNGO・NPOと相互協力して、町作りに取り組むべきだと感じました。さらに、区職員については民間の会社で研修会や勉強会などを行い、意識改革をしていくべきです。

次に、重要と思った政策は、性同一性障害の人々が職業に就く際や日々の生活で不自由な思いをせずに、社会に参画出来るような具体的条例を作る事です。性同一性障害の人々は、職に就こうとして希望通りの職に就けなかったり、入社しても差別やいじめに遭ったり又普段の生活においても好奇の目にさらされていると思います。

だから、このような人々が安心して気兼ねなく暮らしていけるような、今までの国の定めた法律を強化し具体化した条例を作るべきです。又、差別をなくす為に学校で性同一性障害や男女平等を教えるカリキュラムを盛り込み、啓蒙活動をしていくべきです。

3つ目に重要視する政策は、教育面で小,中,高,大学のカリキュラムに様々なボランティア,伝統文化,農業,国際交流などの授業を盛り込み、物の成り立ちや物,人との触れ合いを推進する事です。

近年、食物や製品など身の回りの物がどのようにして出来るかという事を知らない,あるいは知る機会が減っているように感じます。私は、こうしたところから、物や人を大切にする事の希薄さが生まれ残忍な事件が増えていると思います。それを食い止める為にも、血の通った教育を取り入れていくべきと思います。

主に、インターンで私はアンケートの集計,委員会・本会議の傍聴等を行いました。委員会の傍聴の際には、ある日ある議員が区職員に厳しい質問を浴びせ、職員の答弁に「そんないい加減な答弁があるか!」という場面が有りました。それを聞いて委員会などは、事前に質問状を提出して形式的にその答弁をただ聞いて終りだと思っていたので、白熱した話合いが成されているんだなと感心しました。
又、委員会等の内容に関しては、難しい部分もあったがアスベスト問題,環境問題,教育問題など私達の生活にも影響してくる問題ばかりだったので、自分なりの意見を構築させる為にももっと勉強しなければいけないなと思いました。

このインターンで二ヶ月という短い間でしたが、貴重な体験をする事が出来ました。ただ、反省点としてもっと議員さんに質問したり、積極的に自分の希望を進言していればもっと充実したものになった事でしょう。
だから、又こういう機会があったら是非参加して、積極的に行動してどんどん自分の意見を相手にぶつけていきたいです。