「百円出してファーストフードで勉強しろ??」ってどういうこと?第一弾〜決算特別委員会-2014年10月09日


あべ力也委員

それでは、質問しますけれども、先日、私のもとにメールが参りまして、区民の方だというので、いろいろ区政に対する御要望があるというので、お会いしたんです。そうしたら、区内に在住で、区内にある高校に通っていらっしゃる高校生の方でありました。

それで、幾つか区政の中で、高校生から見た困り事というんですか、さまざま何点か要望をいただいたんです。それは、やっぱりこの文教所管でお話しするのが一番いいかなと思いましたので、ここで質問という形でさせていただきたいんですが、その内容は、

高校生が、例えば勉強しようと思ったときに、もちろんその学校の場で勉強ができるわけですし、自宅でももちろん勉強できるということですけれども、なかなか学校の中で自習をするといっても難しい。うちに帰っても、テレビがあったり、いろいろ誘惑があるので、なかなか勉強できないと。
では、今高校生はどこで勉強しているのかというと、図書館なんかで勉強したいと思っても、世田谷区の場合には大体の図書館は七時に終わってしまうということなんですね。それで、高校生の実態としては、ファストフードで勉強しているんですと。そうすると、ファストフードにただで入るわけにいかないから、毎日毎日それなりのお金がかかってしまって、勉強するのにすごいお金がかかるんですということなんですね。それを聞いて、確かにファストフードに行ったときに高校生が自習している姿っていうのはよく見かけますし、高校生からすれば、大変切実な問題だなと思いました。

それで、私も高校生ぐらいのときには公立の図書館を使って勉強したなという思い出があるものですから、世田谷区の図書館について改めてその開館時間等を調べてみますと、大概七時に終わってしまう。経堂の図書館だけ九時まであいているということでありますけれども、ほかの自治体を調べてみますと、新宿区の中央図書館、四谷図書館なんかは九時四十五分まで平日はやっている。都立から千代田区立に変わった日比谷の図書館、これは十時までやっているということなんですね。
どうも世田谷の図書館は、勉強しようという学生さん、もちろん自習室という形では今はなかなか開放していないということは存じ上げておりますけれども、何か調べものをして、ついでに勉強もしましょうという勉強意欲のある学生さんには、どちらかというと余り手を差し伸べていないというか、そういう実態なのかなというふうにすごく感じました。
高校生の言われることは本当に切実だと思うんですね。その上で、世田谷区の公立の図書館であったり、勉強する場として、どういうふうに学生に提供していくのかということを今後どういうふうに検討するのかということをちょっと伺っていきたいと思います。

花房 中央図書館長

現在、教育委員会では、基本計画及び第二次教育ビジョンに基づきまして、新たな図書館像を示す第二次図書館ビジョンの検討を進めており、先日、素案を御報告したところでございます。

御案内のとおり、図書館の開館時間は、経堂図書館以外は午後七時までとなっており、それ以降に図書館を利用したいというニーズにはお応えできていない状況がございます。また、閲覧席は、現在全館で六百二十席ございますけれども、各図書館の状況によりましては、利用の多い土日や夏休みなどが不足している状況もございます。
今後、開館時間の延長や月曜開館などの運営体制につきましては、現在策定中の第二次図書館ビジョンの中でその実現に向けた検討を行ってまいります。また、図書館の改築や中央図書館の機能拡充の際には、学習室の設置など、子どもの学びを視野に入れ、検討を進めてまいりたいと考えております。
教育委員会といたしましては、今後も子どもたちの自主的な学びや自立を支援するため、図書館や学校図書館の充実に取り組んでまいります。

あべ力也 委員

学生は、小中学生とか幼稚園児とかだけじゃなくて、高校生というのは東京都の管轄になるのか、その辺の教育委員会の考え方はよくわかりませんけれども、いずれにしても、世田谷区民のそういう学生が、これは切実な問題だと思うんですね。ファストフードで勉強していて、お金がかかってというような発言を高校生がしているということについて、教育長、どう思われますか。

堀 教育長

私も休みの日にはファストフード店で本を読んでいますので、同じかなと思いますが、経済的な格差がありますので。ただ、私も図書館はできるだけ、今担当課長が話しましたように、開館時間も踏まえまして、今回第二次図書館ビジョンのほうで検討しておりますので、できるだけ早く実現していきたいと思っております。

若者はどこでも勉強してほしいなと思っておりますので、余りお金、コーヒー一杯百幾らで頑張れよみたいに言ってもらうとありがたいかなと思いますけれども、それは百円ではちょっとあれですけれども、そういうことも踏まえて、弾力的に勉強の場は、図書館だけではなくて勉強してほしいなと思います。

あべ力也 委員

教育長、あなた何を言っているんですか。この質問に関しては、その高校生は自分が聞いてほしいと言ったことに対して、世田谷区、そして世田谷の教育委員会がどう答えるのか、中継では見られないので、ビデオで見たいと言っていました。教育長の今の発言は一体何ですか。考えられないですね。

高校生が自分のお小遣いで、勉強しようと思って、ファストフードで少ないお金、お小遣いもない中からお金を出して大変なんですと。世田谷区は図書館が七時までしかやっていないので、勉強できないと。うちに帰って勉強するという環境がなかったりなんかする場合に大変困るんだと。私はすごい切実な問題だと思いますよ。それをコーヒー一杯、私はそれでファストフードで勉強することもあるので、そんな、おちょくった話じゃないですか。どういうことなんですか。教育委員会のトップでいてそんな感覚なんですか。全ての高校生に逆に今の発言は謝罪していただきたいと私は思います。そんな感覚だから子どものそういう気持ちがわからないんじゃないですか。まずは高校生の気持ちになって、いろんな政策をぜひやっていただきたいと思います。